【ニートの反撃】傑作アニメ「東のエデン」を解説|あらすじ・主題歌・声優・配信サービスなど
公開日|2024年11月12日
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今回は、2009年にフジテレビのノイタミナ枠で放送された初のオリジナル作品「東のエデン」を紹介します。主人公は記憶喪失、100億円が入った携帯、謎のセレソンゲームという、観る前からワクワクする要素が詰まった本作ですが、若者が直面する問題に切り込んだ社会派アニメとしても高く評価されています。そんなアニメ「東のエデン」を、あらすじやキャスト、主題歌についても着目しながら、徹底レビューしていきます。
Contents
東のエデン
配信中のサービス
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東のエデンの評価
アニメ「東のエデン」のおすすめ度
Cinedripスコア|9.2/10
東のエデンはレビューサイト、「Filmarks」や「あにこれ」などで軒並み高評価を叩き出しています。
「主人公が謎を解き明かしていくのが良かった」「後半の怒涛の展開が面白い」という声が多く見られました。
筆者としては、オリジナル作品の中でも抜きん出たストーリー展開とキャラクター、そして閉塞した当時の日本の空気感を再現した素晴らしい作品だと思い、世間の高評価の声も納得しました。
東のエデンの基本情報
あらすじ
2010年11月22日(月)。日本各地に、10発のミサイルが落ちた。ひとりの犠牲者も出さなかった奇妙なテロ事件を、人々は「迂闊な月曜日」と呼び、すぐに忘れてしまった。それから3 ヶ月。卒業旅行でアメリカに出かけた森美 咲は、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれ、滝沢 朗と名乗る青年に窮地を救われる。しかし彼は記憶を失い、全裸で拳銃と82億円がチャージされた携帯電話「ノブレス携帯」を握っていた…。滝沢は自分の記憶を取り戻す過程で自分が「セレソンゲーム」という日本を救うためのゲームに参加していることを知る。
東のエデンのキャラクター(キャスト)
滝沢 朗 (CV 木村良平)
本作の主人公で、年齢は22歳。ホワイトハウス前では全裸の状態で、記憶を失くしており、拳銃と82億円が入った「ノブレス携帯」を所持していました。自身の名前も分からず、複数保有していたパスポートの中から「滝沢 朗」を選び、以降は滝沢朗を名乗ることとなります。
明るく、紳士的で包容力があり、おまけに行動力もあると、東のエデンのメンバーから称される程、魅力溢れる性格をしています。
滝沢朗を演じたのは声優の木村良平さんです。3歳から子役としてのキャリアを積むと、本作「東のエデン」の滝沢朗役でテレビアニメ初主演を務め、ブレイクを果たしました。どこか共感してしまう魅力を持った声により、滝沢朗は女性ファンだけでなく、男性ファンからも根強い人気を誇ります。
森美 咲 (CV 早見沙織)
本作のヒロイン。大学の卒業旅行で訪れたワシントンD.Cで滝沢朗と出会います。滝沢とは生年月日が1日違いの22歳。窮地を救ってくれた彼と行動を共にし、日本へ帰国することに。滝沢に対しては、出会った時から「私の王子様」ではないかと不思議な魅力に惹かれています。
両親を事故で亡くし、パン屋を営む姉夫婦と一緒に暮らしていますが、義兄に対して好意を寄せていた過去があり、居心地の悪さを感じています。
森美咲は声優の早見沙織さんが演じました。人気アニメ「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」や「魔法科高校の劣等生」に出演し、話題を集め、現在もトップ声優として活躍しています。
大杉 智 (CV 江口拓也)
大学のサークル「東のエデン」のメンバーの1人。高校時代から咲に片想いしていますが、未だに成就の気配はありません。そんな中、突如現れた滝沢が咲と急接近しているのを見て気が気ではなくなっている様子。
演じたのは声優の江口拓也さんです。最近では「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャー役などが話題になった人気声優さんです。
平澤 一臣 (CV 川原元幸)
「東のエデン」の創設メンバー。画期的なエデンサイトを起爆剤に起業を試みたが、大学内で悪用された事件が発生し、挫折した経験があります。当初は滝沢に対して不信感を抱いていましたが、彼に直接会うことで、協力関係を結びます。
平澤一臣を演じたのは声優の川原元幸さんです。数々の映画・ドラマの吹き替えを担当されています。
葛原 みくる (CV 齋藤彩夏)
エデンサイトのプログラミングを担当した「東のエデン」の中心メンバー。愛称は「みっちょん」で、平澤のいとこにあたります。人見知りが激しい性格ですが、滝沢とはすぐに打ち解けた様子です。
葛原みくる役を務めたのは、舞台女優としての経験もある、声優の齋藤彩夏さんです。
おネエ (CV 斉藤貴美子)
年齢、性別、本名も定かではない謎の多い人物ですが、サークル「東のエデン」の精神的支柱であり、母親的な存在です。
おネエを演じたのは、数々の声優としての出演歴を持つ、声優の斉藤貴美子さんです。
春日 晴男 (CV 田谷隼)
「東のエデン」の最年少メンバー。平澤の指示を受け、情報収集、状況報告、私的な分析に能力を発揮します。
映画やドラマの吹き替えを数多く担当されている田谷隼さんが演じました。
板津 豊 (CV 檜山修之)
世間コンピューターというシステムを開発した凄腕のハッカーで、エデンシステムの開設の際にプログラマーとして協力していましたが、現在は京都の四畳半のアパートに引きこもっています。滝沢からノブレス携帯解析の協力を求められ、渋々彼を部屋に入れます。
「東のエデン」準メンバーの板津豊を演じたのは、声優の檜山修之さんです。板津の特徴である流暢な広島弁を、同じく広島出身の檜山さんが演じることで、より説得力を増していました。
東のエデンの主題歌(OP・ED)が最高すぎる
OP|Oasis「FALLING DOWN」
東のエデンのオープニング・テーマを担当したのは、イギリス出身の世界的ロックバンド、オアシス(Oasis)です。
2024年8月27日に15年ぶりに再結成し、来年2025年からツアーを開催することで大きな話題を呼んだオアシスですが、おそらく後にも先にもアニメのタイアップソングはこの「FALLING DOWN」だけなのではないでしょうか。
そんな豪華すぎるオアシスによる主題歌「FALLING DOWN」は、東のエデンの世界観と見事にマッチしていて、筆者は毎話OPを飛ばさずに見ていました。
現在、幾つかの配信サービスでは、OPが声優の早見沙織さんの楽曲「ミカエルかベリアル」に差し替えられていました。
なぜ差し替えが起きたかはわかりませんが、どちらの楽曲も映像とマッチしていて素晴らしいです。
ED|School Food Punishment「futuristic imagination」
東のエデンのエンディング・テーマを担当したのは、本作の監督・神山健治がデモを聞いたことによって大抜擢されたバンド、School Food Punishmentです。
筆者が大好きなバンドであり、初めてこのED「futuristic imagination」を聴いた時の衝撃は未だに忘れられません。2012年に解散しているので、ハマった時にはライブに行くことができず、もっと早くに聴いていればと悔し涙を流しました。
余談はさておき、この楽曲「futuristic imagination」=「東のエデン」なんじゃないかと思うくらい、世界観が構築された作詞と作曲のセンスは、School Food Punishmentでしか表現できない唯一無二のものです。
EDで流れた切り絵のストップモーションの映像もめちゃくちゃオシャレでカッコ良かったです。
School Food Punishmentが楽曲提供をする他のアニメも最高なので、それはまた別の機会で執筆できればと思います。
アニメ版で判明したセレソンたち
No.1|物部大樹
元官僚で、年齢はおよそ30代前半。切れ者で交渉術に長けています。
ATO商会と取引のある商社に出入りし、太いコネクションを構築し、最終的にはATO商会執行役員とATO播磨脳科学研究所の責任者に就任しました。
No.2|辻 仁太郎
実業家。ノブレス携帯を受け取る以前から、既に100億の資産を持っていました。
セレソンゲームから早く抜けたいという理由で物部と協力関係を結んでいます。
No.3|北林 とし子
劇場版で登場するキャラクターです。
No.4|近藤 勇誠
警部補。私利私欲に走り、100億円をほとんど使い果たしてしまいます。
アメリカから帰国したNo.9の滝沢の行方を追い、豊洲のシネコンで襲撃、ノブレス携帯を強奪します。
No.5|火浦 元
火浦総合病院の院長で元敏腕脳神経外科医。
セレソンゲームを上がる気はなく、100億円を高齢者医療改善とその身内の雇用促進という地域医療の発展と老人相互介護体制の確立のために使いました。
No.6|直元 大志
劇場版で登場するキャラクターです。
No.7|篁 カオル
ドラマCDにのみ登場するキャラクターです。
No.8|立原 憲男
劇場版で登場するキャラクターです。
No.9|滝沢 朗
記憶喪失の青年。
何故か映画に関する記憶だけは鮮明にあり、豊洲のシネコンを購入していることからも、かなりの映画好きだということがわかります。
No.10|結城 亮
過労で亡くなった両親の葬儀場から帰る際にノブレス携帯を渡されます。
社会に居場所がないと言い、不公正な社会に対して憤りを感じている青年です。いつでも面接会場に行けるように常にスーツを着ています。
No.11|白鳥・D・黒羽
外国人モデル事務所の敏腕社長。
ジョニーをシガーカッターで切り取る「ジョニー狩り事件」の犯人です。大杉がジョニー狩りに遭遇したと勘違いした滝沢とホテルで出くわすことになります。
No.12|???
正体不明のセレソンで、劇場版にて正体が明かされることになります。
セレソンゲームで登場したシステム
Mr.OUTSIDEと名乗る謎の人物によって選ばれた12人は「セレソン」と呼ばれ、100億円の電子マネーが入った「ノブレス携帯」を渡されます。
セレソンに与えられた義務は、100億円を使い、自由な発想によってこの国を正しく導くこと。セレソンを辞退することは許されません。
12人の内の1人は「サポーター」と呼ばれ、他の11人のセレソンたちが正しく機能しなかった場合に厳しいジャッジを下す、冷酷な監視員です。
ジュイス
ノブレス携帯の中央のボタンを押すと応答する、優秀なコンシェルジュ。
職務に忠実で、システムの有効圏外や残高不足でない限り、申請を却下することは原則的にありません。申請が受理された場合は、手持ちの100億円から使用料が引かれ、使用履歴は他のセレソンに通知されます。
各セレソンに合わせた人格で対応しており、通信の最後には、「持てる者の義務」を意味するNobless Oblige(ノブレス・オブリージュ)と言います。
エデンシステム
大学サークル「東のエデン」のメンバーによって作られたシステムの名称。
みっちょんが開発した画像検索システムが導入されており、携帯電話やパソコンのカメラで捉えた人や物の画像を解析し、瞬時に情報を表示することができます。
その使い勝手の良さから、恋人探しのツールとして使用されるようになりましたが、トラブルが起こり大学の女子学生が退学処分となったことから、「東のエデン」は起業を断念した過去があります。
世間コンピューター
「東のエデン」の準メンバー、板津によって開発されたシュミレーションシステム。
世間の状況や動きに連動して、瞬時に数値化、未来予測が出来るという優れ物で、劇中ではプロ野球球団の広島東洋カープの優勝確率を弾き出していました。
迂闊な月曜日とは一体何だったのか?
2010年11月22日(月)、日本に10発のミサイルが着弾しましたが、奇跡的にひとりの犠牲者も出しませんでした。その臨時ニュースで、内閣総理大臣である江田一彦が「迂闊だった」発言したことにより、「迂闊な月曜日」という名称で国民に広く知られることとなります。
ネットやマスコミは、アメリカの陰謀や政府の自作自演を疑い、国民は犠牲者をひとりも出さなかったことから危機感が無くなり、いつもと変わらぬ日常を送っていました。
迂闊な月曜日の犯人
日本に10発のミサイルを発射することを画策したのは、No.10のセレソン 結城 亮でした。
両親は過労で亡くなり、自身は契約社員として薄給でこき使われていた事に辟易としていましたが、ノブレス携帯を手に入れた事で、何でも自己責任の言葉で完結し、自分を馬鹿にした世間に対して復讐をしようと「迂闊な月曜日」を演出しました。
滝沢朗の正体と記憶を失くしていた理由
No.9のセレソンとして活動していた滝沢 朗は、ノブレス携帯の履歴から、No.10の結城 亮が10発のミサイルを主要政令指定都市に落とそうとしていることを知り、避難のために動き出します。
ネットでニート達に協力を仰ぎ、なんとか人員を確保することが出来た滝沢は、犯罪行為スレスレの方法(不発弾の発見という誤情報を住民達に流すなど)で、警官や自衛官の格好をしたニート達の避難誘導により、犠牲者をひとりも出さないことに成功します。
しかし、助けられた住民達はメディアを通して、「なぜミサイルが落ちることを知っていたのか」「別の目的があったのではないのか」という疑いの声をニート達に向けると、事態を傍観していただけのニート達は、ネットを使って避難住民達を誹謗中傷したりと、事態はより複雑化してしまいます。
滝沢は、幾つかの偽名を使って2万人のニート達を豊洲に集め、怒りの矛先を自分に向けようと、「自分がミサイルテロの犯人だ」と名乗り、1人で罪を被ったのです。そして彼らを世間の目から隠すために、3ヶ月間ドバイへと逃すことにします。
守りたかった人間に裏切られたことに絶望した滝沢は、自身の記憶を消すことを決意したのでした。
東のエデンの結末を解説
No.1のセレソン物部大樹は、No.2の辻仁太郎、No.10の結城亮と結託し、「戦後からやり直す計画」と称し、60発のミサイルを日本に発射することを滝沢に告げます。
そして物部は迂闊な月曜日の際に、滝沢が助けた人達と避難誘導の為に協力した仲間の双方から裏切られたという事実を知らせます。滝沢が自ら記憶を失くした理由が、裏切りによる絶望からだったと判明しました。
その頃、豊洲のショッピングセンターにコンテナに積まれた2万人のニート達が雪崩れ込んできます。
滝沢が記憶を失くした原因、そして物部達の計画を知った「東のエデン」のメンバー達も豊洲へ集合し、事態の解決へと急ごうとした時、滝沢本人が現れるのでした。
滝沢は2万人のニート達を前にし、60発のミサイルを止める方法を東のエデンサイトに書き込むように指示をします。
ジュイスはその書き込みの中から最適な解決方法を抽出し、見事60発のミサイルを迎撃に成功しました。
滝沢 朗はなぜ王様になったのか?
滝沢はミサイルを迎撃した後に、ジュイスに「この国の王様にしてくれないか」と言います。
この事態の収集をする為に、この国の頭の良い人間(政治家など)は、わざわざ損な役回りをしないと滝沢は分かっていたので、自分が王様となり国を背負う立場になると決心したのです。
そして滝沢はジュイスにもうひとつ頼み事をすると、以前に聞いたことがある着信音が鳴り、物語は終幕を迎えます。
まだまだ謎が残り、その後が気になる結末となりました。
東のエデンの物語は劇場版へと続く
滝沢が王様になるという申請がジュイスによって受理され、物語は一度幕を閉じます。
しかし、その後の滝沢の物語を描いたTVアニメの完結編となる劇場版2部作が公開されました。
現在(執筆時点)U-NEXTでご覧頂けますので、TVアニメを見て気になった方は、この機会に是非ご覧ください。
東のエデン劇場版2部作を無料で見る
劇場版2部作の考察記事も執筆する予定なので、気になった方は是非そちらも併せてご参照ください。
東のエデンと攻殻機動隊の世界は地続きだった
実は本作「東のエデン」は、同じく監督の神山健治による「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と世界観の繋がりがあるとされています。
11発目のミサイル
結城によって放たれた11発目のミサイルは旅客機に直撃します。
乗客乗員234名が死亡することになりましたが、奇跡的に6歳児2名が救出されました。
その2名とは「攻殻機動隊S.A.C」の主人公である草薙素子と、「攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG」に登場するクゼヒデオだったのです。
他にも攻殻機動隊シリーズとの共通点が幾つかありますが、ネタバレになってしまうので、ここでは控えておきます。
神山健治監督の目に映る日本の社会とは
本作において印象的なセリフ「上がりを決め込んだオッサン」は、若い世代の文化や価値観に脅威を感じながらも、社会的な優位性を示し、それを阻害する中年の世代を表しています。
そこで若者たちが全員ニート化してしまえば、上がりを決め込んだおっさん達が自ら頭を下げてくるのでは無いかと考え、ニートvsオッサンという対立構造が出来上がったのです。
神山健治監督は攻殻機動隊の時から「今と未来」をテーマに洞察に満ちた脚本を書かれているなと感じていましたが、本作「東のエデン」では、若者と中年世代で広がり続ける価値観のズレを見事に表現しています。
そしてその対立を解決する方法(を探るヒントと)が、この作品には散りばめられているのだと感じました。
国を変える事はひとりでは出来ないかもしれませんが、もしニートとオッサンが手を取りあったなら、閉塞感で満たされた社会は少しずつ回復の兆しを見せるかもしれません。
最後に。
Nobless Obilge(ノブレス・オブリージュ)
この記事を最後まで見てくださった皆さまが、今後も救世主たらんことを切に願います。
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あらすじ
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東のエデンが好きな方におすすめする作品は、アニメ「残響のテロル」です。
同じく、フジテレビのノイタミナで放送されたアニメで、キャッチコピーに「この世界に、引き金をひけ。」とあるように、少年たちがテロを起こすという過激な内容で話題になりましたが、繊細で緻密なストーリーは圧巻の一言。
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