公開日|2025年11月18日
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前回に引き続き、令和ライダー第7作『仮面ライダーゼッツ(ZEZTZ)』の10話 Case10「侵す」を視聴しての感想と考察を話していきたい。
※本記事には第10話の内容に関するネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
Case10「消える」
絵画に国家機密!?
今回の莫のミッションは、家政婦として絵画コレクターの家に潜入すること。
しかし任務開始早々、何者かに絵を盗まれてしまい、さらにその絵には国家機密が隠されているのだという。これはもちろんナイトメアの仕業だが、気になるのはノクスが絡んでいる点。
どうやらこの絵、かつて富士見刑事の部下で、ノクスそっくりの見た目をした小鷹が美術館に寄付していたとのこと。ノクスは夢から出れない存在なので、寄付をしたのは夢の世界に来る前なのだろうか。
また、ノクスが「知り過ぎれば己の身を滅ぼす」と言っていたことから、この絵に隠されているのは、国を揺るがす程の重大な計画なのかもしれない。
さらに、絵画コレクターの渥美も執拗に寄付された絵を買おうとしていたので、絵を所持しているだけで何らかの利益があるのか、はたまた誰かの手に渡り謎が解明されることはノクスの計画通りなのか、色々と謎は多い。
前回でノクスの目的は、リカバリーカプセムを使って現実世界へと復元することだと明かされたので、絵がそのきっかけになるという可能性もありそうだ。
ただ少し気になるのは、国家機密という巨大なワードが出ているのに、政府の影すら見えずに話が終わってしまったこと。
ノクスも絡んでいるので何か大きな展開があると期待したいが、実はそこまで重要な秘密でもなかったというオチがありえそうな予感もするので、今回の話で何か裏で誰かが暗躍している様子を見ればもっと期待値が上がるのになと思ってしまったり。
あとこれは筆者が少し穿った見方をしているせいもある気がするが、警察チームの2人の関係値がリセットされているような印象を持ってしまった。
前回のシェフの話を機に、彼らはナイトメア事件に対して同じ方向を向いたと思ったのだが、なすかが莫を捜査協力させることに反対する素振りを見せたり、莫の供述を「あくまで夢の話」と言ったりと、まだまだ信頼に足らない様子。
ただ、富士見刑事が少し暴走気味に操作をするので、なすかはそのツッコミ的な役割を担わなければ場が成立しないことを考えると妥当なのだろうか。
とまあ気になる部分はあるものの、ラストでノクスがエージェントと明かしたり辺りは引きがあったし、アクションシーンも相変わらずスタイリッシュでカッコいいので、次回のワンダーの活躍も楽しみだ。
ちなみに富士見刑事の部下が、小鷹となすかということで、これらの名前は初夢に見ると縁起が良いとされる、一富士二鷹三茄子から来ているようで、今の今まで全く気づかなかった。夢だけでもネーミングセンスがこれだけあるのかと驚かされる。
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