最もダークなリブート 映画「THE BATMAN-ザ・バットマン」レビュー|あらすじ・キャスト・バットモービル・ラストの解説まで

公開日|2022年5月2日

THE BATMAN-ザ・バットマン

監督|マット・リーヴス

公開|2022年

上映時間|176分

製作国|アメリカ

配給|ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ

https://wwws.warnerbros.co.jp/thebatman-movie

1 あらすじ

幼い頃に両親を失ったブルース・ウェインがバットマンとして初めて犯罪に立ち向かってから2年。ゴッサムシティでは、不可解な連続殺人事件が発生。それぞれの現場には、連続殺人犯リドラーからバットマンに向けた”なぞなぞ”が残されており、ゴッサムを混沌の街へと変貌させていた。探偵として、バットマンとして事件の解決に動き出したブルースだったが、やがてそれはゴッサムシティの腐敗と自身にまつわる謎に直面することとなるのだった。

2 ザ・バットマンの監督・キャスト

監督|マット・リーヴス

(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

映画「THE BATMAN-ザ・バットマン」でメガホンをとったのは、米ニューヨーク出身のマット・リーヴス監督。93年の映画「フューチャー・ショック」で脚本・監督として参加すると、96年「ハッピィブルー」で長編映画で初の監督を務める。映画「アルマゲドン」の脚本などで知られるJ・J・エイブラムスとは交友が深く、度々タッグを組んで、映画やTVシリーズのドラマなどを製作している。

そして、今回マット・リーブス監督が描くのは、大人気コミックの「バットマン」。バットマン単独での作品では、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」トリロジー以来のバットマン映画ということとなり、公開前から大きな期待が寄せられた。

本作で描かれるのは、主人公ブルースがバットマンとして活動する2年目の物語で、構想初期から本作を「ノワール風の探偵映画にしたい」と監督が語っていた通り、従来の映画シリーズでは語られなかった探偵要素を加えることにより、長い歴史のある「バットマン」映画に新たな風を吹き込んだ。

バットマン/ブルース・ウェイン役|ロバート・パティンソン

(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

幼い頃に両親を失い、自らを”復讐”と称し、バットマンとして活動するブルース・ウェインを演じるのは、イギリス・ロンドン出身の俳優ロバート・パティンソン。

2005年の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でセドリック・ディゴリー役を勝ち取り、知名度を上げると、2008年に出演した「トワイライト」シリーズが社会現象になり、一躍人気ハリウッド俳優の仲間入りを果たす。そして、子供の頃から大ファンだったというバットマンの10年ぶりの単独作品「THE BATMAN-ザ・バットマン」で、主人公ブルース・ウェイン役に抜擢された。

そんなロバート・パティンソンがブルース・ウェイン並びにバットマンを演じることとなったのですが、映画を観始めてから、あれ、この人って本当にあのブルース・ウェイン?となりました(笑)

というのも、ノーラン版などのバットマン映画とは異なり、「ブルース・ウェインはプレイボーイ」という設定がごっそり無くなっているため、もうブルース・ウェインの素顔でいる時でさえもバットマンに見えてしまうんです。

ただ、これは本作を制作するにあたって意図的に演出されたもので、「ブルース・ウェインはただ復讐だけを目的とし、ゴッサムで、孤立しながらも悪と闘う」というテーマを軸にしているため、表裏の顔がない、まさにバットマンを地でいくようなキャラクター性に仕上がっています。それに、ロバート・パティンソンの深みのある演技がマッチしており、前例のない”暗い”バットマンが完成したわけです。

キャットウーマン/セリーナ・カイル役|ゾーイ・クラヴィッツ

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潜入技術や体術の達人で、同僚のアニカを助け出そうとするセリーナ・カイルを演じるのは、アメリカ出身の女優ゾーイ・クラヴィッツ。

2007年「幸せのレシピ」で長編映画デビューを果たすと、様々な映画やドラマなどに出演し、X-MENシリーズの「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」や、「ファンタスティック・ビースト」など大作映画にも出演するなど、多岐に渡る活躍をしている。そんなゾーイ・クラヴィッツは、まだキャットウーマンになる前の、タフで、人間味溢れるセリーナ・カイルを好演した。

今作では、過去に傷を持ったセリーナ・カイルが、その傷と向き合うというストーリー展開がありますが、彼女は決して悲観的なキャラクターではなく、常に前を見据えているため、その芯の強さが、バットマンとも通ずるところがあります。

キャットウーマンは、バットマンのヴィランになったり、時として協力者になったりと、本物の猫のように気まぐれに振る舞います。世間からの道を外れたような存在であると同時に、それ故の信念の強さを併せ持った魅力的なキャラクターとして描かれてきました。

あと今作のキャットウーマンは”猫”。キャットなんだから当たり前だろと思いますが、セリーナ・カイルの動きや仕草といったものが、本物の猫のような振る舞いで驚きます。演じたゾーイは、「猫やライオンの動画を見て参考にした」と語っており、なるほどそういうことか、と腑に落ちました。猫仕草は彼女のアクションシーンでも取り入られているので、ぜひ注目して観てみてはいかがでしょうか。

リドラー/エドワード・ナッシュトン役|ポール・ダノ

(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

ゴッサムに現れた謎のシリアルキラー、リドラーを演じるのは、アメリカ出身の俳優ポール・ダノ。

10歳の時にスカウトされ、12歳でブロードウェイデビューという華やかな経歴を持つポール・ダノは、2006年「リトル・ミス・サンシャイン」や2016年「スイス・アーミーマン」などの個性的な作品などで知名度を上げました。様々な役柄を演じるポール・ダノが今回演じるのは、ゴッサムを恐怖の街へと変貌させる本作の最重要ヴィラン、リドラー。

非常に高い知性を持ち、ゴッサム市の要人を惨殺した後に必ず”なぞなぞ”(リドル)を残していくリドラー。リドラーはゴッサムの腐敗に腹を立てており、それが殺人を犯すトリガーになっているのですが、ポール・ダノがリドラーを演じることによって、真の目的がどこにあるかわからないという不可解さや奇妙さといったものが増幅されています。

ペンギン/オズワルド・”オズ”・コブルポット役|コリン・ファレル

(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

セリーナ・カイルが働くナイトクラブ「アイスバーグ・ラウンジ」の支配人であり、ゴッサムの裏社会の大物、オズワルド・”オズ”・コブルポットを演じるのは、アイルランド出身の俳優コリン・ファレル。

主演でのドラマや映画での成功はもちろん、トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」やベン・アフレック主演の「デアデビル」などで助演としての存在感も計り知れない。最も美しい男に選ばれるほどのハンサムフェイスを持つコリン・ファレルだが、今回はコリンの跡形もないような特殊メイクを施したペンギン役を演じた。

犯罪の帝王であるファルコーネの右腕であるペンギンを演じたコリン・ファレルでしたが、ファンの方でも予告を見ただけではコリンだと分からなかったのではないでしょうか(笑)。特殊メイクには6〜8時間ほどかかったようで、出演者と談笑した時もコリン・ファレルだと気づかれなかったそうです。

肝心のペンギンというキャラクターですが、オズ自体もペンギンと呼ばれることを快く思っておらず、従来のペンギンとは異なった、内面に傷を持った人物となっています。コリン・ファレル自身も、オリジナルのキャラクターだと思って欲しいと語っており、今後配信予定のペンギン単独のスピンオフ作品もより一層楽しみです。

3 ザ・バットマンを観る前に予習は必要?

長い歴史のあるバットマン映画、幾度となく実写化されてきたシリーズなので、バットマンという名前がついただけで、ハードルが高いと思う人もいるはず。

しかし、本作ザ・バットマンは過去作との繋がりは一切ない、完全な単独作品となっているので、予習をせずに楽しむことができます!

とはいえ、世界観やヴィランなどは過去作から大きく逸脱してはいないため、過去作を観ると、より一層ザ・バットマンを楽しんで頂けるはず。ですので、この記事では、これを見ればよりザ・バットマンを深く楽しめるというバットマン映画を紹介させて頂きます。

クリストファー・ノーラン版3部作

ヒーロー映画の歴史を変えたのは、間違いなくクリストファー・ノーランの「ダークナイト」シリーズ3部作でしょう。スーパーヒーローはリアルでは存在していないという概念を壊し、バットマンを実在するキャラクターとして現実世界に降り立たせることに成功しました。

「ダークナイト」のジョーカー
© 2008 Warner Bros. Entertainment Inc.

その中でも2作目である「ダークナイト」は、映画史に深く刻まれた、ヒース・レジャー演じるジョーカーが登場した作品で、秩序とカオス、正義と復讐など、通常のアメコミ映画では作りだせない、リアルな問いを観たものに突きつけてきました。興行収入では10億ドル超えを叩き出し、アメコミ映画ブームの先駆けとなった傑作として、今も色褪せることはありません。

この3部作では、バットマンの誕生「バットマン・ビギンズ」から、「ダークナイト」、そして完結編の「ダークナイト・ライジング」まで描かれています。バットマンの生い立ちや、ゴッサムシティの世界観、キャットウーマンやジョーカーといったヴィランの特徴などが掴めるため、ザ・バットマンを観る前の予習としては最適のシリーズとなっています。

今回、ノーラン版の作品は予習ということで紹介していますが、映画としても最高峰の傑作ですし、見て損はありません。映画評論家の方々もオールタイムベストで入れる方も多いので、評価という点でもお墨付きの作品です。

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4 ザ・バットマンはニルヴァーナの「something in the way」を何故起用したのか?

映画「THE BATMAN-ザ ・バットマン」では、予告編・本編共に、アメリカのロックバンド、ニルヴァーナの「something in the way」が印象的に使用されています。この楽曲は、ロック史を塗り替えたとされるニルヴァーナの1991年発表のアルバム「Nevermind」に収録された楽曲で、陰鬱ながらロックな曲調が、本作でのブルース・ウェインのキャラクターにマッチしています。

ニルヴァーナのアルバム「Nevermind」
https://www.universal-music.co.jp/

ブルース・ウェインはカート・コバーン?

ではなぜ、ザ・バットマンにニルヴァーナの楽曲が使用されることになったのか?それは、本作のブルース・ウェインのキャラクター性が、ニルヴァーナのフロントマンである、カート・コバーンにかなり影響されているからなんです。

マット・リーヴス監督は、ニルヴァーナの「something in the way」を聴きながら脚本を執筆していたところ、バットマンの自己破壊的な側面を描こうと決め、それを”退廃的なロックスター風のバットマン”というアイデアに変換しました。復讐の衝動を糧に、自分を危険にさらすバットマンの姿は、大作を発表後、27歳という若さで亡くなったカート・コバーンの、ロックスターとしての生き様に通じており、その理由から「something in the way」をそのまま使用することとなりました。

カート・コバーン
Frank Micelotta/Gettyimages

大富豪でプレイボーイなブルース・ウェインではなく、1人の人間としての深い内面を徹底的に描こうとした結果、世界的ロックスターのカート・コバーンという存在がリンクし、ザ・バットマンのストーリーに大きな影響をもたらしました。映画を観たら「something in the way」を聴きたくなるはず。

5 洗練され、威圧的な新バットモービル

バットマンが愛用する特殊車両であるバットモービル。これまでのバットモービルは、ティム・バートン監督の曲線的で美しい未来的なバットモービルであったり、クリストファー・ノーラン監督の軍用試作車を改造した武骨なデザインであったりと、監督によってテイストが変わるため、バットマン作品でのお楽しみの1つでもあります。

そして本作ザ・バットマンでのバットモービルが事前カットでお披露目されると、私は「ん?なんか普通の車?」という感想しか抱きませんでした。が、しかし!予告編でバットモービルが登場した瞬間に、浅はかな感想しか出なかったことを自省し、映画を観終わった頃には「今までのバットモービルで1番かっこよくない?」なんて思ってしまったほど。

美術を担当したジェームズ・チンランドとマット・リーヴス監督は、様々な車を見て回った後、ブルースのキャラクター性などを加味し、アメリカのマッスルカーをベースにバットモービルを作成することに決めます。マットブラックが基調の車に、剥き出しのエンジン、後部の赤い照明やウィングを追加していき、最終的な完成まで2年という月日を要しました。

駆け出し2年目のバットマンということで、自ら地道にカスタマイズをした雰囲気も出ていて個人的にはかなり好きなデザインです。走行時に、後部から青白い炎が吹き上がり、全体的に暗い映像の本作に、その青や白といった色が映えているのは圧巻で、車ファンならこのシーンだけ観に行ってもいいくらいなのでは?と思ってしまいます。まだまだ語り足りないですが、百聞は一見にしかずということで、是非映画を見る際には、バットモービルにも注目してご覧ください!

6 ザ・バットマンのラストを解説(ネタバレあり)

ここからはネタバレありの内容となりますので、鑑賞後に読まれることをお勧めします。

ウェイン家の謎

ゴッサムの重要人物を次々と殺し、その人物が隠していた嘘を暴いていく知能犯”リドラー”。そしてリドラーの暴露は、ウェイン家まで及ぶこととなる。

それは、ブルース・ウェインの父であるトーマス・ウェインが、「妻であるマーサが、両親の無理心中の後に、アーカムの精神病院に入っていた」という暴露をしようとした記者に対し、リークをされる前に、裏社会の王であるファルコーネに頼り、その記者の殺害をさせたという内容であった。それを聞いたブルースはひどく落ち込み、自分が今までやっていた両親の死に対する”復讐”の意味について自問自答することとなる。

ファルコーネ
©2022 Warner Bros. All Rights Reserved.

真相を確かめるべくファルコーネの元に訪れたブルースだったが、ファルコーネは、トーマスから記者の抹殺を頼まれたのは認めた上で、麻薬王として裏社会を支配していたマローニが、トーマス夫妻を殺したのではないかと発言する。

その後、リドラーの攻撃から一命を取り留めたブルースの執事アルフレッドは、ブルースに対して、トーマスは善人であり、殺人など頼むことはありえない、ファルコーネはトーマスの弱みを握ろうとして自らの意思で記者を殺害したと告げる。その後、トーマスは自首をしようとしたが、自らの立場が危うくなるファルコーネは、口封じのためにトーマス夫妻を殺害したのではないか、という可能性も示唆した。

結局ファルコーネはリドラーによって殺されてしまい、トーマス夫妻を殺した犯人の真相は、闇の中に葬り去られてしまった。

リドラーの正体、真の目的とは

腐敗だらけのゴッサムの本当の黒幕は「翼が生えたネズミ」と明かしたリドラー。この「翼が生えたネズミ」とはハヤブサのことであり、ハヤブサ→Falcon(ファルコン)→Falcone→ファルコーネとなり、ゴッサムを裏で完全に支配していた黒幕の正体はファルコーネだとバットマンが謎を解く。

ブルースの父であるトーマスは、市長選挙出馬時に10億ドルを、再開発の基金にすると宣言していた。しかし、トーマスが死んだことにより、その10億ドルは黒幕のファルコーネを筆頭に、街の権力者たちの手によってかすめ取られ、再開発にも、トーマスの運営する孤児院にも使われることはなかった。

そして、その腐敗した街への恨みを募らせ、復讐を始めたのが、リドラーだった。リドラー、本名エドワード・ナッシュトンは、トーマスの運営する孤児院の出身だったのだ。10億ドルもの基金をあるべきものの手に渡さなかった、ファルコーネや街の権力者たちに復讐することを決め、「親の罪はその子が償う」という理由から、ブルース・ウェインにも復讐の矛先が向くこととなったのだ。

©2022 Warner Bros. All Rights Reserved.

そしてリドラーの最終目的は、ゴッサムにある複数の防波堤を破壊し、大洪水を起こした後、ベラ・リアル新市長を祝う会場に集まった市民を全員殺害するというもの。リドラーは、ファルコーネ殺害の後にカフェで捕まったが、彼はSNSで、リドラーに共感するコミュニティを作り出していたため、その仲間たちがリドラーに扮した姿で会場に集合し、市長や市民を狙ったテロを決行したのだった。

バットマンがバットマンになるまで

映画序盤で、バットマンがチンピラを倒した後、「俺は復讐だ」と言い放つシーンがあります。バットマンがゴッサムで”恐怖”という役割を果たしているのがわかる重要な場面です。

最終決戦で、バットマンがリドラーの仲間と戦闘を行い、駆けつけたバットマンの戦友であるジェームズ・ゴードン警部補に「何者だ?」と聞かれたリドラーの仲間は、「俺は復讐だ」と答えます。この時、バットマンの顔が一瞬強張るんですよね。バットマンは、復讐を動機としてこれまで戦い続けてきましたが、破滅の連鎖を生むリドラーやその一味の動機が自分と同じだと知り、今のままではゴッサムの街どころか、身近にいる人間も救えないのだと気付きます。

バットマンは、キャットウーマンの助太刀などもあってリドラーの仲間を一掃することに成功します。そして、自身の体を水に晒しながらも、洪水によって溺れかけている市民の方へ向かい、赤く光る発煙筒を手に、行くすえを照らしながら、彼らを避難させるのでした。

©2022 Warner Bros. All Rights Reserved.

現状の自分では人々を救うことができないと悟ったブルース・ウェインが、復讐や恐怖のシンボルではないバットマンとして、一歩を踏み出すという素晴らしい結末となりました。本作のタイトルである「THE BATMAN-ザ・バットマン」というシンプルなタイトルも、バットマンが本当の意味でのバットマンになるというストーリーから由来しているのではないかと考えます。

2年目のバットマンということでどのようなストーリー展開になるのか期待していましたが、バットマンの心理的な側面を濃密に描いた作品となり、期待を大きく超えてきました。ダークナイトの成功など、バットマン作品としてのプレッシャーが多い中、また新たなバットマン像を見せてくれたので、次作にもより一層期待してしまいます。

次作のヴィランはジョーカー?

リドラーはアーカムに収容されていると、隣の独房の人物が話しかけてきます。「またカムバックすればいいじゃないか、ゴッサムはそういう物語が好きだ」と。リドラーが誰だと尋ねると、「少なければ少ないほど価値があるものなんだ?」となぞなぞを出してきます。リドラーは「友達」と答えると、2人は釣られるように笑い声を響かせるのでした。

このシーンですが、少なければ少ないほど価値があるものという答え、「ジョーカー(JOKER)」なんではないかと個人的には思ってしまいます(笑) それはそれとして、あの高笑いの感じや、シルエットだけでもわかる雰囲気は完全にジョーカーなので、次作以降でジョーカーが登場するのは確定と言っても良いのではないでしょうか。

バットマンの歴史に新たな風を吹き込んだリブート「THE BATMAN-ザ・バットマン」。初めて観る方も、1度見た方も楽しめる内容になっているので、気になった方は是非ご覧ください!

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